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小説・原稿を書くアプリ6選比較
iPhone・iPad・Macで、文字数を見ながら小説や原稿を書きたい。かきかきをはじめ、6つのアプリを無料範囲・料金・整理・同期で比べます。
まず、かきかきが合うのはこんな人
文字数を見ながら書き、
別の端末で続きを。
iPhoneで書き始め、iPadやMacでは本文と設定メモを2画面で並べる。かきかきは、そんな原稿づくりを無料の2原稿から始められます。文字数カウント、見出し・目次、フォルダ・タグ、iCloud同期、Markdown・PDF出力も無料で使えます。
作品を増やしたくなったら、プラスは月額300円。同じ購入用Apple Accountなら、iPhone・iPad・Macごとの追加購入は必要ありません。
無料で2原稿から試すかきかきの開発元による比較です。各社の公式情報をもとに、向いている用途と制約も紹介します。比較の方法・対象
先に決めたいのは「どこで、何を書くか」。
短いアイデアを集めたいのか、章のある小説を書きたいのか。完成した文章をPDFで渡すのか、MarkdownやWord形式で編集し続けるのか。この違いで、必要な道具は変わります。
- Apple端末で文字数・目次を使い、本文とメモを並べる:かきかき。2原稿から無料で試せ、iCloud同期も無料です。
- スマホで文字数や行数、書く量を追う:文字数カウントメモが候補。
- 資料やメモをタグでつなげる:Bear。無料の標準アプリから始めるならAppleのメモ。
- 長い作品を分けて管理し、目標や出版用の出力まで使う:Ulysses。
- Markdownファイルを中心に、買い切りで書く:iA Writer。Windowsも使う人は、必要な端末版とクラウドを確認。
以下は公式に案内された機能から考えた選び方です。「機能が多い」だけで決めず、普段書く長さの原稿を1つ用意して、入力・整理・書き出しを試すと比較しやすくなります。
無料範囲と料金を比較する。
2026年9月17日に確認した日本向けの円表示です。年額プランは1年分の契約で、月額とは支払いの単位が違います。期間限定割引・旧利用者向け価格は比較に含めていません。価格や対象プランは変わるため、購入時の画面を確認してください。
表は横にスクロールできます。アプリ名から詳しい特徴と出典へ移動できます。
| アプリ | 無料で使える範囲 | 有料プラン・購入単位 | 同期・Macの注意点 |
|---|---|---|---|
| お原稿かきかき | 2原稿の作成・編集、整理、iCloud同期、書き出し | プラス:月額300円 | 同じ購入用Apple AccountでiPhone・iPad・Mac共通 |
| 文字数カウントメモ | 基本機能、広告あり | 月額300円 / 年額3,000円 | クラウドバックアップと常時同期を混同しない。Macは専用版として比較しない |
| Bear | 端末内のノート、Markdownなどの出力 | Pro:月額400円 / 年額4,500円 | iCloud同期はPro。1契約でiPhone・iPad・Mac |
| Ulysses | 無料ダウンロード・試用あり。継続利用は有料 | 月額1,000円 / 年額6,000円 | 1契約でiPhone・iPad・Mac。iCloud同期 |
| iA Writer | Mac公式配布版に試用あり | 買い切り。iPhone・iPad版3,000円 / Mac版8,000円 | Mac版とiPhone・iPad版は別購入 |
| Appleのメモ | メモ作成、整理、iCloud同期 | アプリは無料 | iPhone・iPad・Mac。iCloudの容量は別途確認 |
たとえば、かきかきプラスを月額で12か月使うと3,600円、Bear Proの年額は4,500円、Ulyssesの年額は6,000円です。ただし、保存できるものや出力形式、整理の方法が異なるため、金額だけを同条件の比較にはできません。
お原稿かきかき:無料で同期し、原稿とメモを並べて書く。
かきかきは、iPhone・iPad・Macで小説やエッセイ、ZINEの原稿を書きたい人に向けたアプリです。全体と選択部分の文字数、見出しと目次、コメントやハイライト、フォルダ・タグ、日ごとの執筆記録を使えます。iPad・Macでは本文と設定メモを2画面で並べられるので、登場人物や構成を参照しながら書き進められます。
無料でもiCloud同期、整理、Markdown・PDF出力が使えますが、作成・編集は2原稿までです。3つ以上を並行して編集したい場合は月額300円のプラスが必要です。購読を終えた場合も無料と同じ上限になり、更新日時が新しい2原稿以外は閲覧・PDF出力ができます。原稿が自動で削除されることはありません。ゴミ箱からの復元はプラス限定です。
ここでは公開中の1.1の機能を記載しています。この版はiPhone・iPad・Macともに、無料でも広告は表示されません。Markdown・PDFへの出力にコメント本文は含まれません。Windows・Android版やブラウザ版のエディタはありません。
文字数カウントメモ:文字数と書く量を、スマホで追いたい。
文字数・単語数・行数をリアルタイムで確認でき、執筆量のグラフや目標も案内されています。フォルダとタグで整理でき、プレミアムでは広告なし、フォルダ・タグの作成制限なし、フォルダの階層化などが利用できます。無料版の細かな上限数は公式資料から確定できなかったため、ここでは数字を記載していません。
iPhone・iPadのほかAndroid向けの案内があります。MacはApp StoreにAppleシリコン搭載Macの互換性が掲載される一方、macOS未検証と表示されるため、専用Macアプリと同じ前提では選ばない方がよいでしょう。
PDF出力は掲載されていますが、プラン条件は確認できませんでした。公式Q&AではTXT・CSVによる移動や共有、Googleクラウドへのバックアップを案内しています。Markdown出力やiPhoneとAndroid間のリアルタイム同期は、確認した公式資料では不明です。バックアップと端末間の自動同期を分けて検討してください。
Bear:Markdownとタグで、メモをつなげたい。
フォルダに1つずつ収めるより、ノートに複数のタグを付けて整理したい人の候補です。ネストしたタグやノート間リンクを使って、作品の設定、調べもの、短い文章を関連付けられます。情報パネルでは文字数・単語数・段落数などを確認できます。
無料で端末内に書き、Markdownなどで出力できます。iCloudによる複数端末の同期とPDFなどの拡張出力はProです。iPhone・iPad・Macを行き来する前提なら、無料版の機能だけでなくProの料金も含めて比べましょう。
Ulysses:長い作品を、目標と出力まで管理したい。
文章をシートに分け、グループやプロジェクトとしてまとめる設計です。文字数や単語数の目標、日ごとの執筆目標も設定でき、長編や複数案件をまとまりごとに進めたい人の候補になります。
iCloud同期と、PDF・Word形式のDOCX・ePub・HTMLなどへの出力を案内しています。原稿の置き場から納品・出版用のファイルまでまとめたい場合に、検討する理由があります。継続利用は有料で、1契約がiPhone・iPad・Macをカバーします。
出典:Ulyssesの日本App Store料金、サブスクリプション、執筆目標、整理と同期、出力形式。複数の購入項目が表示されるため、表は月額・年額の通常契約を比較しています。
iA Writer:買い切りで、Markdownファイルを書きたい。
文章を書くことに集中したい、ファイルを自分のフォルダやクラウドで持ちたい人の候補です。Mac・iPhone・iPadに加えてWindows版があり、iCloudなどの保存先を利用できます。Macの公式ガイドではフォルダ、タグ、PDF・DOCX・Markdownなどの出力を案内しています。
サブスクリプションではなく買い切りですが、MacとiPhone・iPadは別購入です。使う端末を増やす場合は、その合計で考えましょう。Android版は現在新規販売されていないため、Windows対応からAndroid対応も推測しないよう注意してください。
出典:iPhone・iPad版の価格、Mac版の価格、購入単位のFAQ、対応端末・試用、整理、クラウド保存、出力形式、Android版の案内。
Appleのメモ:まず無料で、素材を集めたい。
文章だけでなく画像や資料もまとめ、フォルダ・サブフォルダ、タグ、スマートフォルダで整理できます。Apple端末のiCloud同期や共同編集を使う、日常のメモや構想づくりの候補です。
「Markdownに対応していない」という古い比較には注意。iOS・iPadOS・macOSの26以降ではMarkdownの読み込み・書き出しが追加されています。MacではPDF出力も可能です。一方、専用の文字数カウントや執筆目標は、今回確認した公式案内では確認できませんでした。文字数指定の提出物では、別途カウントする手順を用意するとよいでしょう。
出典:メモのApp Store掲載情報、AppleのMarkdown読み込み案内、Macのメモの書き出し。対応OSによって使える機能が異なります。
比較の方法と対象。
この記事は、比較対象に含まれる「お原稿かきかき」の開発元が、各社の公式サイト・ヘルプ・日本のApp Store掲載情報を調べてまとめたものです。全アプリを実機で試したレビューや順位付けではありません。使う端末と必要な作業を基準に選べるよう、他社アプリが向く用途と無料版の制約も記載します。
乗り換える前に、1本の原稿で確かめる。
- いつもの長さで入力する。日本語の変換、段落、見出し、選択部分の文字数を確認します。
- 探し方を試す。作品ごとに分けたいならフォルダ、複数の切り口で探すならタグ。自分が迷わず戻れる方を選びます。
- 別の端末で続きを開く。同期が無料か有料か、単なるバックアップなのかを確認します。
- 実際の提出形式で出力する。PDFの見た目だけでなく、見出し、注釈、必要な文字が残るかを確かめます。
- 全原稿の移行はその後にする。元のファイルを残して、少数の原稿から移します。
文字数の基準が合わないときは空白・改行と文字数の数え方を、複数のApple端末を使うならiCloudで原稿を書き継ぐ準備も参考にしてください。